憧れの高級マンションに住むのはどんな人?

きれいなマンション

首都圏を中心にいわゆるタワーマンションとよばれる高級マンションが続々建設されています。タワーマンションに代表される高級マンションの建築が進むエリアはおもに、都市再開発事業が計画的に展開されている地域であるといえます。都市再開発とは一通りの都市機能の整備が完了したエリアに、各種の多機能な高層ビルの新築や道路整備などを通じて都市機能を高めるための事業のことです。タワーマンションは限られた面積を活用した高層建築物の形をとります。つまり住宅面積を確保するのが難しい都市部で、多くの住民が居住することを可能にするために、ランドマークとして建築される傾向があります。

このように高級マンションは、都市機能の充実化をはかる趣旨で建築されるため、駅近で立地条件が非常に良好です。駅近で主要駅まで徒歩数分であるばかりでなく、なかには駅に直結した利便性が高い立地の場合もあります。新築マンションの場合は販売価格の関係で、必ずしも駅近などの利便性が確保されていない場合があるのとは対照的です。

さらに、ランドマークとして位置づけられることからも明らかなように、利便性だけでなく高層建築物ならではの良好な眺望が確保されています。とりわけ高階層の眺望のよさは際立っていて、はるかに遠い地域まで見渡せる遠大な風景を毎日眺めることが出来るほどです。

そしてタワーマンションなどの高級マンションは、各種の共用設備が充実しているのも特徴です。フットネスルームやラウンジなど普通のマンションでは想定できないホテルライクな共用設備を備えていることが多いので、憧れの対象になっています。

高級マンションは都心部に駅近などの良好な立地で利便性が高いだけでなく、クオリティの高い共用設備が充実していることからも明白なように、分譲価格も高額で多くの層にとっては憧れの目でみられています。ビジネスマンにあっては、高級マンションに居を構えることは、社会的ステータスの一つと認識されているほどです。住人の多くはいわゆる裕福層であり、企業経営者や医師や幹部ビジネスマンなど、職業上もステータスが高い傾向が顕著です。とくに高階層に行くほど売り出し価格も高額になり、資産価値が億円単位で評価されることも珍しくありません。

従ってタワーマンションなどの高級マンションに生活の本拠を構えるのは、高階層ほど裕福層のなかでもアッパー層に属している特徴を持っているといえます。

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